秋ウコン(ウッチン、ターメリック)から採れた精油に新たな効果が発見される

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秋ウコン(Curcuma longa L.)から採れるエッセンシャルオイル精油に、すでに知られている神経保護作用、抗がん、抗血栓、抗酸化作用の他に新たな効果がみられることが実験により明らかになりました。

2013年5月のThe British journal of nutrition誌上で発表された内容によると、脂肪の多い食事を与えた実験用のハムスターに秋ウコンの精油を添加した食事を与えたところ、血中のコレステロール濃度が明らかに下がったということです。

血液中のコレステロールだけでなく、肝臓のコレステロールも下げ、肝臓の働きも改善されたそうです。

脂肪に由来する酸化ストレスも減少させ、大動脈などの血管での障害を防ぐ働きもみられたということです。

日本の中でも、沖縄では県をあげて研究がなされているウコンですが、この新しい効果の発見とともにさらに研究がすすむかもしれません。

秋ウコンは春ウコンに比べて含まれる精油成分が少ないというのが少々気にかかるところではあります…

2013年06月12日 公開  | タグ: